ぎっくり腰は温める?冷やす?正しい対処法を専門家が解説 

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結論:ぎっくり腰の対処法は時期によって使い分けるのが正解

ぎっくり腰になった直後の急性期には、患部に炎症が起きているため、冷やして炎症を鎮めることが最も重要です。痛みが落ち着いてきたら、それは慢性期に移行した証拠です。この時期からは、温めて血行を促進し、筋肉の回復を促しましょう。

このように、ぎっくり腰の対処法は、その時の体の状態に合わせて「冷やす」と「温める」を使い分けることが、早期回復へのカギとなります。

急性期の対処 発症直後は「冷やす」ことが大切 炎症を抑え、痛みを和らげます 慢性期の対処 痛みが落ち着いたら「温める」 血行促進で筋肉回復を助けます 専門家に相談 痛みが続く・しびれがある場合 接骨院などを早めに受診 再発を防ぐ習慣 正しい姿勢・運動・ストレッチ 無理せず腰に優しい生活を ぎっくり腰は「冷やす⇔温める」を時期で使い分け、予防も忘れずに!

なぜぎっくり腰は痛いのか?その正体を知る

突然、何の前触れもなく腰に激痛が走り、その場から動けなくなる「ぎっくり腰」。正式には「急性腰痛症」と呼ばれます。その痛みの原因は、重いものを持ち上げたり、不自然な体勢になったりすることで、腰の関節、筋肉、筋膜、椎間板などに急激な負荷がかかり、組織が損傷し炎症を起こすことにあります。

この炎症が、ぎっくり腰の激しい痛みの元凶です。そして、体は痛みの信号を送ることで、これ以上患部を動かさないように警告しているのです。

発症直後(急性期):炎症を抑える「冷やす」ケア

ぎっくり腰になった直後、動くたびに激しい痛みが走る時期を急性期と呼びます。この時期は、患部が熱を持って腫れ、炎症がピークに達しています。この状態の時に温めてしまうと、血行が促進されすぎて炎症がさらに悪化し、痛みが強くなる可能性があります。

そのため、急性期には冷やすことが正しい対処法となります。冷やすことによって、炎症の広がりを抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。

冷やすケアの具体的な方法

  1. 氷のうや保冷剤を使う: 氷のうや保冷剤をタオルでくるみ、直接肌に当てないようにして、痛む部分に当てます。直接当てると凍傷になる危険性があるので注意が必要です。
  2. 冷やす時間: 1回につき15~20分程度を目安にし、1時間ほど間隔をあけて何度か繰り返しましょう。長時間冷やしすぎると血行が悪くなり、かえって回復を妨げることがあります。
  3. 安静にする: 冷やすケアと並行して、無理に動かず安静にすることが大切です。痛みのない楽な姿勢で横になり、腰への負担を最小限に抑えましょう。

痛みが落ち着いてきたら(慢性期):回復を促す「温める」ケア

発症から数日経ち、ズキズキとした激しい痛みが和らいできたら、慢性期に移行したと考えられます。この時期からは、温めるケアに切り替えるのが適切です。

温めることで血行が促進され、硬くなった筋肉がほぐれ、溜まった疲労物質や炎症物質が排出されやすくなります。これにより、自己治癒力が引き出され、回復を早める効果が期待できます。

温めるケアの具体的な方法

  1. 入浴: ぬるめ(38~40度程度)のお湯にゆっくりと浸かり、全身を温めるのが効果的です。熱すぎるお湯は体に負担をかけるため避けましょう。
  2. カイロやホットパック: 患部にカイロやホットパックを当てるのも良い方法です。ただし、低温やけどに注意し、直接肌に当てないようにしましょう。
  3. 軽いストレッチ: 痛みがほぼなくなってきたら、無理のない範囲で軽いストレッチを取り入れると、筋肉の柔軟性が高まり、再発予防にもつながります。

ぎっくり腰の「温める」「冷やす」判断基準

時期状態対処法目的
急性期発症直後、激しい痛み、熱感、腫れ炎症を鎮め、痛みを緩和する
慢性期痛みが落ち着いてきた後血行を促進し、筋肉をほぐす

専門家への相談も忘れずに

ここまで、ぎっくり腰の正しい対処法として「冷やす」と「温める」の使い分けについて解説してきましたが、これらの方法はあくまで応急処置です。

  • 痛みがひどい場合
  • 痛みが数日経っても改善しない場合
  • 足にしびれがある場合
  • 排尿や排便に異常がある場合

などは、早急に医療機関(整形外科、接骨院など)を受診し、専門医の診断を仰ぎましょう。

ぎっくり腰を繰り返さないための予防策

ぎっくり腰は、一度経験すると再発しやすいと言われています。日頃から以下の点を心がけ、ぎっくり腰になりにくい体づくりを目指しましょう。

  1. 正しい姿勢を意識する: 長時間同じ姿勢でいることは避け、こまめに休憩を取り、背筋を伸ばすことを意識しましょう。
  2. 適度な運動: ウォーキングや水泳など、腰に負担の少ない運動で体幹の筋肉を鍛え、柔軟性を保ちましょう。
  3. ストレッチの習慣: お風呂上がりなど、体が温まっているときにストレッチを行うと効果的です。腰や股関節周りの筋肉を柔らかく保つことで、急な負荷にも耐えやすい体になります。
  4. 無理をしない: 重いものを持つときは、腰だけでなく膝も使って持ち上げるように意識しましょう。また、疲れているときは無理をせず、十分な休息を取ることが大切です。

ぎっくり腰は突然襲ってくるものですが、正しい知識を持って冷静に対処し、日頃から予防に努めることで、そのリスクを減らすことができます。自分の体の声を聞きながら、適切なケアを心がけていきましょう。

当院には多くのぎっくり腰の患者様が来院されています。
”痛めたところをとにかく指圧する”だけではぎっくり腰は改善されません。関連する他の部位も並行して治療することで治療の効果が期待できます。
また、ぎっくり腰を引き起こす前の”腰の違和感”を感じた時点で治療を開始することで、重度のぎっくり腰は回避できます。少しでも違和感があれば当院にご相談ください。

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あんどう接骨院
院長 安藤雅紀(あんどう まさのり)

  • 愛知県名古屋市出身(S63年4月21日生まれ)
  • 米田柔整専門学校卒業
  • 天白区の接骨院にて11年間修業
  • 名東区のリハビリデイサービスにて2年間機能訓練指導員として従事

現在”愛知県立日進中学校 男子バスケットボール部外部コーチ”を務める
日進市内ミニバスケットボールチームにトレーナー・コーチとして関わる

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プロフィール

はじめまして。あんどう接骨院 院長の安藤雅紀です。

今でこそ地域の皆様の健康をサポートしていますが、かつての私は、どこに行っても治らない痛みに苦しむ一人の学生でした。

私はバスケットボールに情熱を注いでいましたが、学生時代に激しい腰痛を経験しました。どれだけ湿布を貼っても痛みが引かず、最も夢中になりたかった時期に、「思い切りバスケットボールをできない」という、人生で一番大きな挫折を味わいました。

「このまま大好きなバスケを諦めるしかないのか」と、心身ともにどん底に陥りました。

そんな私を救ってくれたのが、当時通っていた接骨院の先生でした。

その先生の的確な治療と温かい励ましのおかげで、私は再びコートに戻り、最後まで競技を継続することができました。この経験が、私の人生を大きく変えたターニングポイントです。

私は、「痛みに苦しむ人を救う仕事」の尊さを知り、先生が持っていた「柔道整復師」という資格に強い憧れを抱きました。私もこの手で人の身体に携わり、諦めかけている人の希望になりたい!この時、プロの治療家として生きることを固く決意しました。

柔道整復師養成校へ入学すると同時に、恩師であるその先生のもとに弟子入りを志願。私はそこで、10年間にわたり技術と知識、そして「人」としての心構えを徹底的に修行しました。

修行時代は、座学だけでは学べない生きた知識と、患者様の痛みに真摯に向き合う姿勢を叩き込まれた、濃密な時間でした。この積み重ねがあったからこそ、今、自信を持って皆様の身体を診ることができます。

そして、2021年。10年間の修行を経て、あんどう接骨院を開業するに至りました。

現在、あんどう接骨院では、かつての私のように「諦めかけている痛み」に真摯に向き合い、根本から改善を目指す施術を提供しています。

また、地域の子どもたちの未来をサポートするため、日進中学校男子バスケットボール部の外部コーチ、そして近隣のミニバスチームのトレーナー兼コーチも務めています。未来あるアスリートを育成することも、私の大きな使命です。

このブログ「お役立ち記事」は、「患者様の疑問や不安を解消したい」という想いから始めました。

私が修行で培った知識と、現場で得た最新の情報を惜しみなく、そして分かりやすくお届けしていきます。

あなたの「なるほど!」という驚きと感動、そして笑顔あふれる健康的な生活を全力でサポートすることをお約束します。

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