あんどう接骨院には多くのスポーツ選手が来院されます。
選手によって競技は様々でケガをする部位や原因も異なります。当院では競技やポジションによって施術や生活指導を行っており、自宅でのセルフケアの方法も選手に合ったものをお伝えしています。
今回の記事ではそれらを一括でご紹介します。ぜひ最後までご覧いただき楽しい競技生活を送ってください。
スポーツで最高のパフォーマンスを発揮し、ケガなく長く競技を続けるためには、日々の体のケアが欠かせません。競技ごとに酷使する部位や筋肉の使い方は大きく異なるため、それぞれの特性に合わせた効果的なケアが重要です。ここでは、サッカー、バスケットボール、野球、水泳、陸上(短距離走)の5つの競技を例に、酷使しやすい部位と、それらをケアするための正しいストレッチやマッサージ方法を紹介します。
合わせて読みたい記事はこちら↓

各競技のケア紹介
⚽ サッカー:下半身全体と体幹のケア
サッカーは、走る、止まる、方向転換、ジャンプ、キックなど、あらゆる動きが複合的に求められるスポーツです。特に太もも(大腿四頭筋、ハムストリングス)、ふくらはぎ、股関節周り、そして体幹が酷使されます。
ケア方法
- ハムストリングスのストレッチ: 仰向けになり、片方の脚を膝を伸ばしたまま持ち上げ、太ももの裏側が伸びるようにゆっくりと引き寄せます。
- 股関節のストレッチ: 開脚前屈や、片膝を立てて腰を前に押し出すランジの姿勢で、股関節周りの柔軟性を高めます。
- 体幹のケア: プランクやサイドプランクなどの体幹トレーニングも重要ですが、運動後には脊柱起立筋や腹斜筋をほぐすストレッチ(例:キャット&ドッグ、ひねり運動)も効果的です。
サッカー選手は、これらの部位を重点的にケアすることで、ダッシュやストップ時の衝撃を吸収し、キックのパワーを向上させることができます。

🏀 バスケ:ジャンプと方向転換に対応する下半身と肩のケア
バスケットボールは、頻繁なジャンプや急な方向転換、そして上半身を使ったシュートやパスが特徴です。特に膝、足首、ふくらはぎへの負担が大きく、また肩や肘も酷使されます。
ケア方法
- ふくらはぎとアキレス腱のストレッチ: 壁に手をつき、片足を後ろに引いてふくらはぎを伸ばします。アキレス腱を伸ばすには、かかとを床につけたまま、膝を曲げると効果的です。
- 肩と胸のストレッチ: 腕を組んで肩甲骨を広げたり、壁の角に手をついて胸を伸ばしたりします。また、バスケは腕を上げる動作が多いため、腕を後ろに回して肩関節の可動域を広げることも重要です。
- 足首のケア: 運動後には、足首をゆっくりと回したり、指でほぐしたりして、靭帯や腱の柔軟性を保つことがケガ予防につながります。
バスケ選手は、特にジャンプの着地時や方向転換時の衝撃を分散させるために、下半身の柔軟性と強さが不可欠です。

⚾ 野球:投球動作に関わる肩・肘・体幹のケア
野球は、投球、打撃、走塁など、多様な動きがありますが、特に投手は、投球動作で肩関節、肘関節、そして体幹に大きな負担がかかります。野手も送球や打撃で同様の部位を酷使します。
ケア方法
- 肩周りのストレッチ: 腕を体の前でクロスさせて肩甲骨を広げるストレッチや、壁に手をついて肩関節を外旋させるストレッチを行います。
- 肩甲骨周りのケア: 野球では、肩甲骨の動きが投球パフォーマンスに直結します。背中で手を組んで肩甲骨を寄せるストレッチや、肩甲骨を上下に動かすエクササイズも有効です。
- 肘のケア: 肘の内側にある屈筋群や外側の伸筋群を丁寧にほぐすことが大切です。手首を曲げたり伸ばしたりするストレッチが効果的です。
- 体幹のケア: 回旋運動が多い野球では、腹斜筋や脊柱起立筋のケアも重要です。体幹をひねるストレッチや、フォームローラーを使ったマッサージも取り入れましょう。
野球選手にとって、肩や肘のコンディションは命です。日々の丁寧なケアが、選手生命を左右すると言っても過言ではありません。

🏊♂️ 水泳:肩・背中・股関節のケア
水泳は全身運動ですが、特に推進力を生み出す肩周り(広背筋、三角筋)と、キック動作に関わる股関節周りが酷使されます。また、水の抵抗を受けながら進むため、背中(僧帽筋、脊柱起立筋)の筋肉も大きな役割を果たします。
ケア方法
- 肩周りのストレッチ: 腕を頭上に上げて、肘を曲げて頭の後ろに回すストレッチや、壁に手をついて肩を前に押し出すストレッチが効果的です。
- 広背筋のストレッチ: 四つん這いになり、手を前に伸ばして背中全体を伸ばすストレッチや、仰向けで体をひねるストレッチを行います。
- 股関節のストレッチ: 開脚前屈や、カエル開きの姿勢で股関節の内転筋を伸ばします。
水泳選手は、水中での抵抗を最小限にするために、柔軟性が非常に重要です。特に肩甲骨の可動域を広げることで、より効率的なストロークが可能になります。

🏃♂️ 陸上(短距離走):股関節とハムストリングスのケア
短距離走は、爆発的なスピードを生み出すために、股関節とハムストリングスが最も酷使されます。また、着地時の衝撃を吸収する膝や足首、そして推進力を生み出すふくらはぎにも大きな負担がかかります。
ケア方法
- ハムストリングスのストレッチ: 立ち姿勢で片足を前に出し、膝を少し曲げてお尻を後ろに引くようにして太ももの裏側を伸ばします。
- 股関節のストレッチ: 大股で歩くようにして前後に体重移動を行うランジストレッチや、あぐらをかいて膝を床に近づけるバタフライストレッチが効果的です。
- ふくらはぎのストレッチ: 壁に手をつき、片足を後ろに引いてふくらはぎを伸ばします。
短距離走選手は、これらの部位の柔軟性を高めることで、ストライドを大きくし、より速いピッチ(足の回転数)で走ることができます。
🏋️ セルフケアだけでは限界がある?接骨院を上手に活用する
日々のストレッチやマッサージは非常に重要ですが、セルフケアだけでは届かない部分や、専門的な知識が必要な場合も多くあります。そんな時に頼りになるのが、接骨院です。
なぜ接骨院がアスリートの味方なのか?
接骨院では、柔道整復師という国家資格を持った専門家が、骨や関節、筋肉の専門的な知識に基づいて施術を行います。彼らは、体の歪みや筋肉のバランスを正確に把握し、ケガの根本原因にアプローチすることができます。
接骨院で受けられる具体的な施術とメリット
- コンディションチェックとアドバイス: 身体の可動域や筋肉のバランスをチェックし、「なぜこの部位に負担がかかるのか」を客観的に診断してくれます。それに基づいた、より効果的なセルフケアの方法も指導してもらえます。
- 筋膜リリース: 専用の器具や手技を使って、セルフケアでは難しい深部の筋膜をリリースし、筋肉の柔軟性を劇的に向上させます。
- 骨盤や姿勢の矯正: 競技動作を繰り返すことで生じる体の歪みを整え、本来のパフォーマンスを発揮しやすい状態に導きます。
- 専門的な応急処置: 捻挫や肉離れなどの突発的なケガに対して、専門的な応急処置を行い、早期回復を促します。
セルフケアでケアしきれない部位や、慢性的な疲労、違和感を感じ始めたら、迷わず接骨院に相談してみましょう。

💡 最後に
どんなに優れたトレーニングや才能があっても、体のケアを怠れば、ケガのリスクが高まり、パフォーマンスは低下します。日々の練習と同じくらい、いや、それ以上に体のケアに時間をかけ、自分の体と向き合うことが、アスリートとしての成長と長期的な活躍を可能にします。今回紹介したケア方法と、接骨院の活用を組み合わせることで、あなたはさらに高いレベルへと進むことができるでしょう。

あんどう接骨院
院長 安藤雅紀(あんどう まさのり)
- 愛知県名古屋市出身(S63年4月21日生まれ)
- 米田柔整専門学校卒業
- 天白区の接骨院にて11年間修業
- 名東区のリハビリデイサービスにて2年間機能訓練指導員として従事
現在”愛知県立日進中学校 男子バスケットボール部外部コーチ”を務める
日進市内ミニバスケットボールチームにトレーナー・コーチとして関わる


コメント