13歳 男性
〈受傷機転〉
バスケットボール練習中にボールと接触し負傷
〈症状〉
右手第3指PIP関節腫脹あり、屈曲制限あり、運動時痛あり
〈施術内容〉
手技療法、高電圧治療(ハイボルテージ)、プライトン固定、キネシオテープ
〈施術後〉
腫脹・運動時痛残存、固定位にて疼痛緩和
〈経過〉
10日程度毎日通院
初検時にてプライトン固定を施し、3日間は安静を保つよう指示。
4日目以降キネシオテープに変更する。腫脹は軽減するも患部の運動時痛は継続。
7日目よりキネシオテープを除去し、練習を再開。
10日目の来院時には運動時痛・屈曲制限は消失。
〈備考〉
今回は突き指損傷でした。
突き指をしてしまった際には、無理に引っ張たりせず早めに冷却を行ない、医療機関を受診をしてください。
引っ張ることでかえって、損傷個所の周囲の靭帯を痛めてしまうことがあります。正しい位置で固定をすることで早期回復を促し、競技の復帰に繋がります。
今回の選手も大会を間近に控えていましたが、受傷当日に来院されたため施術・固定・治療計画の説明をスムーズに行なう事ができ、試合に出場することができました。
スポーツに励む選手こそ、痛みを早期回復し全力で競技に臨んでもらいたいです。